1: 高低差速報
エリック・シュミット氏が2001年にグーグルの会長兼CEOに就任した当時、従業員はほんの数百人しかいなかった。しかし10年後、同氏が会長職に専念する為にCEOを退任する頃には、従業員数は3万2000人にまで膨れ上がっていた。

シュミット氏は今や、グーグルの親会社であり、世界最大級の影響力を持つ会社、アルファベットの会長を務めている。現時点で、アルファベットの従業員数は6万人以上、時価総額は約6630億ドル(約72兆9000億円)。

「私自身のみならず、グーグル全体のマネジメント哲学の基礎は、急成長していたグーグル黎明期に築かれた」

LinkedIn共同創業者兼会長リード・ホフマン(Reid Hoffman)氏が有名創業者たちにインタビューするポッドキャストシリーズ『Masters of Scale(規模拡大の達人たち)』の中で、シュミット氏はそう語った。

当時学んだことの1つは、「スマート・クリエイティブ(smart creative)」で、混沌とした状況を耐え抜ける人材を見つけることの重要性だそうだ。

規模が拡大した結果、グーグルは優秀で感じのいい「潤滑油」のような人材を採用し続けた。しかし、「彼らは職務と職務の間に入り、物事を潤滑に進める役割は果たすが、彼ら自身は大した価値を生み出さない」

そこで同氏は、グーグルの共同創業者、ラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏と共に、グーグルの採用システムを一から見直し、入社後に同僚になる人による面接(peer interview)に、テストに、質問の流れなど、才能ある人材を発掘する為にさまざまなプロセスを編み出した。しかしシュミット氏は、結局のところ、大企業であろうとスタートアップであろうと、何よりも重要なのはたった2つの資質だという結論に至った。 根気強さと好奇心だ。


https://www.businessinsider.jp/post-34316
2015y01m23d_225201090



関連記事