1: 高低差速報
 雪化粧した山々に囲まれた工場で、白衣を着た技術者たちがピンセットを使って金属製の精密部品で腕時計を組み立てている。

 顕微鏡で精度がチェックされ、箱詰めされた腕時計は、高級ショッピング街である米ビバリーヒルズのロデオドライブかロンドンの
ナイツブリッジにあるブティックに出荷され、数千ドルで販売される。

 参入3年で世界一

 ここは日本であり、スイスではない。

 割安なクオーツ時計でスイスの腕時計業界をほぼ席巻してから約40年を経て、日本のメーカーであるセイコーウオッチと
シチズン時計は、スイスメーカーのお家芸である高級腕時計に照準を合わせつつある。ビバリーヒルズやロンドンのブティックでは、
高級腕時計「グランドセイコー」の8日巻きのモデルが約5万8000ドル(約616万円)で販売されている。

 セイコーウオッチの高橋修司社長はインタビューで、普及価格帯は販売個数があまり伸びないと予想されるため、
当然、中高価格帯にシフトしていくことになると語った。


引用記事:https://www.sankeibiz.jp/business/news/180402/bsc1804020500006-n1.htm

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