1:高低差速報
日本の新宗教界に異変が起きている。天理教、立正佼成会など大手の信者数が軒並み激減しているのだ。
その背景には何があるのか、宗教学者の島田裕巳氏が解説する。
この背景にあるのは先進国に共通する「宗教消滅の危機」と同じ理由による。
1990年代以降にインターネットが普及し、人は何か悩みを抱えても、教会の門を叩くより、
まずはネットで検索するようになった。
日本人の多くは欧米では日曜日に教会に行くものと誤解しているが、ヨーロッパではミサに集まるのは
高齢者ばかりで、その数も年々減っている。アメリカでさえ無宗教が増えている。
そうした社会ではすでに宗教的カリスマを必要としなくなり、心の拠り所は“ゆるキャラ”で充分ということになる。
日本の新宗教が信者を増やしたのは、高度成長期に地方から都会に出てきた人を取り込めたことにある。
希薄になった人の繋がりを宗教に求めたからだ。しかし、現代の若者は何か困ればスマホがあり、
人間関係はSNSで築く。それでは宗教の出る幕がない。
http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_480409/
その背景には何があるのか、宗教学者の島田裕巳氏が解説する。
この背景にあるのは先進国に共通する「宗教消滅の危機」と同じ理由による。
1990年代以降にインターネットが普及し、人は何か悩みを抱えても、教会の門を叩くより、
まずはネットで検索するようになった。
日本人の多くは欧米では日曜日に教会に行くものと誤解しているが、ヨーロッパではミサに集まるのは
高齢者ばかりで、その数も年々減っている。アメリカでさえ無宗教が増えている。
そうした社会ではすでに宗教的カリスマを必要としなくなり、心の拠り所は“ゆるキャラ”で充分ということになる。
日本の新宗教が信者を増やしたのは、高度成長期に地方から都会に出てきた人を取り込めたことにある。
希薄になった人の繋がりを宗教に求めたからだ。しかし、現代の若者は何か困ればスマホがあり、
人間関係はSNSで築く。それでは宗教の出る幕がない。
http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_480409/
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