1: 高低差速報
■「生ビールは売れる!」をセブン以外も確信

では「ちょい生」販売中止の深層には何があるのか?
フードジャーナリストのはんつ遠藤氏がこう分析する。

「アイドルイベントならば、人が集まりすぎて危険なので中止ということはありえますが、店舗販売でそんな話は聞いたことがありません。
おそらくセブンは、ひっそりとテスト販売を行なって改善点を見つけたかったのでしょう。でも、あまりの反響の大きさから、
それができなくなってしまったのでは。仮に今回、ビールサーバーの清掃が不十分で生ビールの味が落ちるなどの改善点が見つかったとします。

すると『セブンのビールはまずい』という悪評があっという間に全国に広まってしまう。そうした事態を避けるために、ある意味、
万全を期して販売中止を決断したのではないでしょうか」「ちょい生」の今後について、現状、セブンは延期ではなく、中止と発表しているが、
はんつ氏はこれを額面どおりには受け取れないという。

「今回の反響の大きさから、『ちょい生』は絶対に売れるという手応えを得たはずです。しかもセブンは今、パック入りのしめさばなど、
おつまみ系の商品展開に力を入れている。『ちょい生』が売れればおつまみ類も売れるので、相乗効果は計り知れません。

はっきり言って、『ちょい生』販売はメリットだらけで、逆にデメリットはほとんどありません。セブンは生ビールの品質管理に万全を期した上で、
近いうちに販売を本格的に再開すると予想します」

これにほかのコンビニも追随するはず、と語るのは前出の流通アナリストだ。
「今回の『ちょい生』の反響の大きさを見て、ローソンやファミリーマートなどほかのコンビニチェーンも『生ビールは売れる!』と確信したはず。
となると当然、アサヒやサントリーといったキリン以外のメーカーと組んで、これに対抗してくるでしょう」
その意味するところは、間もなくコンビニ業界でビールメーカーを巻き込んだ熾烈(しれつ)な生ビール販売戦争が勃発するということ。
今回の「ちょい生」販売中止は、その号砲といえるのかもしれない。

https://news.nifty.com/article/economy/playboy/12176-061320/
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